1:携帯性
2:被写体(何を撮りたいのか)
3:画素数
4:記憶媒体(メモリーの形状・方式)
5:価格
簡単にこの5つの項目に別れます。

では画素数とは?
デジタルカメラの商品説明で”400万画素”とか”3メガピクセル”とか表記してあるのが画素数。またはピクセル(pixel)とも呼ばれます。
画素数とは、デジタル画像を構成する最小単位のことで、この単位が高ければ高いほど性能のよいデジカメといえます。
つまり、デジタルで画像がきれいに撮れるということ。
印刷した場合にその違いははっきりと現れます。
しかし単純に高性能(画素数の多いもの)のデジカメがよいのでしょうか?
デジタルカメラは、画像を記憶してデジタルに変換するための機器です。
画素数が多いほど記録する情報量が多くなるために、デジタルカメラ本体のサイズだけでなく、記録用の媒体も大容量が必要となります。
携帯性を考えたとき、常に持ち歩くのであれば、軽量、コンパクトなほどよいのは言うまでもありません。
(ですが、逆に小さすぎると扱い辛くなってしまいます。)
そして、画素数はデジカメの画像処理能力にも影響してきます。画素数が多い(情報が多い)ほど処理に掛かる時間的ロスが増え、次のシャッターチャンスを逃してしまうということになりかねません。
そして価格の面でも画素数が多いほど、デジカメの値段は高くなります。
また、デジカメで撮った画像をどう活用するか?それににより、画素数を考える必要もあります。
例えば、
デジカメで撮った画像をパソコンやテレビに標示して楽しみたい。
デジカメ写真をプリンターで大きく印刷したい。
メールで送ったり、ホームページで見られるようにしたい。
などなど、デジタルの画像は、色々な使い方がありますが、デジカメで撮った風景画像を、プリンターでA4サイズで印刷するのと、ホームページで見られるようにするのとでは、必要な画素数は違う。
つまり大画面でデジタル画像をみたり、印刷をするのなら、画素数が多いほどよく、メールなど、パソコン上で画像を扱う場合には、それほど多い画素数は必要とはしません。
画素数の低いデジカメ(130万画素)で撮った画像をA4で印刷した場合、輪郭など少しぼやけた感じになってしまう。(デジカメの性能が足りない。)
逆に画素数の高いデジカメ(600万画素)で撮った画像をホームページで観覧できるようにしても、標示されるのに時間がかかり、画面からははみ出てしまう。(デジカメの性能が高すぎる。)
このように、自分がどう活用したいのかで、選択するデジタルカメラの機種は絞られてくると思います。
また、デジタル一眼レフの登場により、デジタルカメラの楽しみの幅が、さらに広くなりました。